- 2021年07月27日
- 土用の丑の日
明日、7月28日は土用の丑の日です。
そもそも「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間（または19日間）を指す雑節で、
その期間の「丑」の日のことを土用の丑の日と呼びます。
梅雨明けや大暑に重なりがちな夏の土用は特に「体調を崩さないように」と
今の「土用の丑の日」という文化になっていったそうです。
昨今は「土用の丑の日＝ウナギを食べる」というイメージが強いですが、
ウナギ以外にも「梅干し・うどん・ウリ類など「う」の付く食べ物を食べて
夏バテ防止をしましょう」というのが本来の土用の丑の日です。
皆様もご存じの通り、ウナギには滋養強壮の効果があるとされています。
梅干しには、クエン酸が多く含まれており、疲れを取って食欲を増進させる効果があり、
うどんは、冷やしうどんなどにすれば暑い日でもサッパリと食べやすくなりますし、
胡瓜・西瓜・南瓜などウリ類は、夏が旬で栄養価も高く体の熱も取ってくれます。
正に今の時期に打って付けの食材ばかりですよね。
また、桃の葉やドクダミの薬草などを入れた丑湯に浸かって夏の疲れを癒す、という風習も
土用の丑の日の文化の1つです。
暑い日が続くと湯船に浸からずシャワーで済ませる、なんて人も多くなりがちですが、
エアコンの風などで意外に体は冷えています。
特に女性は冷え性の方も多いですし、暑い日こそしっかりとお風呂に浸かりましょう。
コロナ渦の今、体を清潔に保つため・体調を整えるためにも
しっかりと湯船に浸かって「う」の付く物を食べて、この暑い夏を元気に乗り切りましょう！
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