- 2022年08月02日
- 桑名の夏
8月の第一土曜・日曜日は
桑名を代表する祭、「石取祭」が開催されます。
今年は8月6日午前0時に叩き出しが始まり、
丸2日間かけて祭事が行われます。
石取祭は、各地区が保有する祭車が
太鼓と鉦を囃しながら桑名の市街地を練りまわるのですが、
日中だけでなく、深夜も町を練りまわる珍しい祭で、
その様子から「日本一やかましい祭」と称されています。
この祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、
「山・鉾・屋台行事」の1つとして、2016年に
ユネスコの無形文化遺産に登録された歴史ある祭です。
筆者の住んでいる地域は祭車が出る地区ではありませんが、
石取祭が好きな母の影響で幼いころから毎年足を運び、
社会人になった今でも、太鼓や鉦の音が聞こえると心が躍ってしまいます。
先日行われた桑名水郷花火大会とこの石取祭の季節が近づくと、
「あぁ、本格的な夏が来たな」と毎年感じています。
2020.21年の2年間は新型コロナウイルスの影響で
一部の神事のみ行われ、市街地の練りまわりは中止となっていました。
今年は一部の入場規制や歩きながらの飲食を禁止するなどの制限はありますが、
3年ぶりに祭車が町を練りまわします。
祭に行かれる方は感染対策をしながら、桑名の夏を感じてもらえればと思います。
今年は猛暑に加え、急な天候の変化が多い気がします。
コロナウイルスの感染も拡大しておりますので、
十分にご自愛いただければと思います。
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