- 2021年04月12日
- 別れの手紙
4月13日、本日は『一握の砂』で有名な歌人・石川啄木の忌日です。
啄木は27歳という若さで亡くなったため、発行された歌集は
『一握の砂』『悲しき玩具』の僅か2冊でした。
一握の砂というタイトルの由来ともなった歌が
「頬につたふ なみだのごはず 一握の 砂を示しし 人を忘れず」という一首で、
この句に出てくる「一握の砂を示しし人」には様々な解釈があるそうです。
啄木自身・恋した人・恩人・自分に関わった全ての人々……
明言されていないため誰を指してのことだったのか定かではありません。
このような歌で誰を思い浮かべるかは詠み手に委ねられているような気がします。
しかし、”誰かに向けられた想い”が込められているのは確かだと思います。
日頃なかなか短歌に触れる機会は少ないですが
こういった短歌以外に、邦楽でも洋楽でもクラシックでも、
誰かを想った歌は数多くあります。
とりわけ、その”誰か”を失ったときの思いはひとしおです。
故人様自身のこと、故人様との思い出など、同じと時間を過ごした分だけ
様々な想いが心の中に溢れることと思います。
弊社では「別れの手紙」というものがございます。
お別れの際、御棺の中に納めさせて頂く、故人様に直接送る最後の便りです。
弊社での御葬儀の際は故人様への想いをこの「別れの手紙」にしたためて
送られてみてはいかがでしょうか?
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