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2022年07月05日
この味がいいね

明日7月6日は「サラダ記念日」です。

皆さま「サラダ記念日」と聞いてすぐに一つの短歌が思い浮かんだと思います。
歌人・俵万智さんが1987年に出された歌集のタイトルともなった
この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日】の一首。

この「サラダ記念日」の歌集をきっかけに短歌ブームが起き
「記念日」という言葉が一般的に広く定着することになったそうです。

俵万智さんの短歌は話し言葉に近い語句で作られている「口語短歌」と呼ばれる短歌の種類で
(正確に言うと、文語表現と口語表現を組み合わせた「文語口語混淆体短歌」ですが)
親しみやすいライトな口語表現を用いた歌集は、異例のベストセラーとなりました。
現在も約30年の長きにわたり版を重ねられています。

この歌の元になったエピソードは、鶏の唐揚げをカレー風味でアレンジしたら、
当時つきあっていた彼が「おっ、この味いいね」と褒めてくれたそうで
実はサラダではなく鶏の唐揚げだったことをご本人がTwitterで明かされていました。
なんとも可愛らしいエピソードですよね。

【「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ】などは
どこか自由律俳句の代名詞ともいえる尾崎放哉の【咳をしてもひとり】を髣髴とさせますよね。

俳句は今ブームですし、自身の最期に辞世の句を詠まれる方は今もいらっしゃいます。
こういった「記念日」に俳句や短歌などに触れてみるのもよい機会ではないでしょうか。

親しみやすい口語短歌の「サラダ記念日」 今一度いかがですか?

 

 

 

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