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2022年07月26日
うらめしや

7月26日は「幽霊の日」です。
いくら夏が怪談の季節だからと言ってなぜ?と思われた方も多いのではないでしょうか。

話は江戸時代までさかのぼります。
現代にも語り継がれる「東海道四谷怪談」が1825年7月26日に初演されました。
「四谷怪談」は実際に起こった事件がモデルとなっており、
夫と愛人に毒を盛られがお岩が自ら命を落とし幽霊となって復讐を果たすお話で
目の上が腫れ上がり「うらめしや~」と柳の下で姿を現す場面などは
日本人が「幽霊」と聞いて浮かぶイメージに近いものがあるかと思います。

私もその話をちゃんと見聞きした記憶はないのですが、
井戸から姿を現し皿を数える「番町皿屋敷」のお菊と並んで
数ある日本の怪談の中でも屈指の有名作品だと思います。

そんな「四谷怪談」が由来で、7月26日が「幽霊の日」に制定されたと言われています。

 

ところで、そんなお岩さんを始め、日本の幽霊には足が無いことが多いですが、
海外のお化けにはしっかりと足があるものが多いことを不思議に思われた方はいませんか?

「足が無い」「姿がぼんやりとしている」「うらめしや~」と言う、といった
日本の「幽霊像」を創ったのは、江戸時代の絵師・丸山応挙とする説が有力で
当時の人気絵師だった応挙は幽霊画を依頼されたが思うように描けず悩んでいたところに
亡くなった妻が夢枕に立った姿を描いたのが「足の無い幽霊」だったそうです。
その絵が広がり、今日まで続く「幽霊=足が無い」イメージに繋がっているのだとか。

 

暑さも一段と強まる今日この頃、そろそろお盆も近付いています。
俗説ではありますが、肝を冷やして暑さを忘れる怪談話、
皆様もこの時季に堪能してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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