- 2023年02月07日
- 針供養
2月4日に立春を迎え、暦の上では春の季節に入りました。
朝方の空は、一月前と比べると明るくなる時間が早くなってきましたが、
寒さからまだまだ布団から出るのが億劫になる日々が続いています。
弊社では、役目を終えた人形やお守りなどを供養する供養祭を定期的に開催しております。
そんな供養祭ですが、2月8日に少し変わった供養があることをご存じですか。
『針供養』と呼ばれるもので、
折れ曲がったり、錆びてしまった針を供養することが目的としており、
この供養によって裁縫の上達を祈る行事にもなっています。
供養の方法は地域によって様々で、
川や海に流したり、土の中に埋める地域もあれば、
豆腐やこんにゃくといった柔らかいものに刺した状態で供養される地域もあります。
針もしかり、今まで使って役目を終えた道具や人形をただ捨てるのではなく、
こうして供養する風習は昔から続くよき日本の文化だと思います。
弊社で開催しています供養祭の日程等、詳しい内容は、
「お知らせ」にて随時更新しておりますので、そちらからご確認ください。
1ヶ月後には桃の節句があります。
母が今週末にひな人形の準備にしないと、と意気込んでいたので、
協力して押入れから出したいと思います。
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