- 2023年03月07日
- ワームムーン
2023年3月7日は「ワームムーン」と呼ばれる満月が見られる日です。
北半球では今年最後の冬の満月となり、春の訪れを感じられる景色の1つです。
3月に見られる満月を「ワームムーン」と呼びますが、
その語源は、かつてのアメリカ先住民であるネイティブアメリカンが
農耕や狩猟の時に指標としていた暦が発祥と呼ばれています。
「ワーム」というのは日本語で「芋虫」を指し、
雪解けが始まるこの時期に、地面から芋虫やミミズが現れる描写から名づけられたとされ、
春の訪れを感じることができる満月を表しています。
日本にも二十四節気で「啓蟄（けいちつ）」という期間があり、
「冬籠りした虫が這い出る」という意味を持つ期間で、2023年は3月6日から3月20日までを指します。
3月21日からは「春分」が始まり、啓蟄は春本番を迎える準備期間と言えます。
日本とアメリカという遠く離れた土地で、文化も大きく違う場所でも、
こうして同じ季節を感じる言葉があることに驚きを感じましたし、
それだけ季節や気候が人間の生活に強く結びついているのだと感じました。
満月が一番満ちている時間は21時40分頃です。
天気もよいことですので、この時間に夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
筆者は毎年、この時期の花粉症に悩まされていますが、
これは季節ゆえだと割り切って、万全の対策を講じたいと思います。
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