- 2023年03月28日
- さくらはじめてひらく
皆さまは「七十二候」をご存知でしょうか?
今年は例年に比べて早かった桜の開花ですが、
今の時期を七十二候で「桜始開(さくらはじめてひらく)」と言い
「桜の花が咲き始める」といった意味があるそうです。
私は、立春・夏至・白露といった「二十四節気」は知っていたのですが
七十二候は、恥ずかしながら、このブログを書くまで知らなかったです…。
七十二候とは、その二十四節気の各一気を更に、初候・二候・三候、と3等分し、
1年を72に分けたものを指すそうで、
二十四節気もその季節に相応しい名称だと感じますが、
この七十二候も季節や気候に応じた日本らしい呼び名が多々あります。
例えば、虫が目覚め動き出す頃を意味する3月の半ばは二十四節気で「啓蟄」ですが
初候が「蟄虫啓戸(読み:ちっちゅうこをひらく/意味:冬ごもりの虫が土から出てくる)」
二候が「桃始笑(読み:ももはじめてわらう/意味:桃の花が咲き始める)」
三候が「菜虫化蝶(読み:なむしちょうとなる/意味:モンシロチョウの幼虫が羽化する)」
という七十二候になっています。
今回の七十二候「桜始開(さくらはじめてひらく)」は、二十四節気「春分」の二候です。
ちなみに初候は「雀始巣(読み:すずめはじめてすくう/意味:スズメが巣をつくり始める)」
三候は「雷乃発声(読み:らいすなわちこえをはっす/意味:春の雷が鳴り始める)」です。
読み方にあまり馴染みがないですが、漢字を見るとなんとなく意味が分かり
「あぁ、春なんだなぁ」と感じる名称だと思います。
冬の寒さから春を感じる暖かさに変わってきている時季です。
花の芽吹きを目で見て、風の温もりを肌で感じ、七十二候の文字を書く。
様々な面から春を見つけることが出来ますね。
皆さんも、身近な春を見つけてみませんか?
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