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終活博士ブログ

2021年01月04日
第18回【年賀状】

1年の始まりに挨拶状として出すのが「年賀状」ですね。
最近は、メールやラインでの挨拶も多くなり、年賀状を書く方も減ってきたようですね。

 

さて、最近は年賀状に関する情報もWEBに多く掲載されていますので、
年賀状に関する問い合わせは減りましたが、
10年程前までは、年末になると年賀状に関するお問い合わせが多く寄せられていました。

「年末の25日過ぎに葬儀を出しているので喪中はがきを送った方がいいのか?」
という問い合わせが大半で
「25日過ぎに喪中ハガキをもらっても年賀状は既に出している方が多いので出さない方が良いです。
むしろ、7日過ぎに寒中見舞いでお出しする方が、先方へも嫌な気持ちにならずに済むので
そうされた方が良いですよ」というのがいつもの回答でした。

 

年賀状の歴史は古く、平安時代からあったとされています。
五街道など交通網が整備され始めた江戸時代より浸透し始め、
今ではお馴染みとなった「お年玉付き年賀状」が登場する昭和に入ってから日本で広く習慣化され始めました。

それまでお世話になった方に直接お会いして年末年始のご挨拶をしていたのですから
年賀状という風習が馴染みにくかったのは元々なかった習慣だからです。

 

ちなみに、来年からの参考として豆知識をひとつ。

もしも、年賀状を出してから喪中が分かった場合など、郵便局にハガキの取り戻し請求をすると
既に年賀状を出してしまっている相手へ届かないようにできることを、みなさんはご存知でしたか?
ただし、270円の費用がかかります。
「(喪中の方が)自分からの新年の挨拶は控えますね」というのが喪中ハガキの役割であり
喪中の方に対して年賀状を出すことは失礼にはあたらないため
よほど重要な相手でない限り、取り戻し請求をしなくても大丈夫かと思われますので、
費用のかかることですし、取り戻し請求をされる際はよくご検討されてから行ってくださいね。

みなさんのところにはたくさん年賀状が届きましたでしょうか?

 

 

 

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