- 2021年04月12日
- 第23回【インド ~第2回~】
この地でお釈迦様は悟りを開かれ、仏の教え『仏教』を世界に広められました。
インドとは、前回のブログに書いたように「生老病死」を考えるのによい場所であると思います。
「死」そのものについて考えてみると、お釈迦様はインドのその環境の中で
「死」について「輪廻転生」を説いています。
人は亡くなっても、また違った形で生まれ変わってくるのです。
お釈迦様の教えになぞらえながら「死」について考えると、
「死」とは終焉ではなく更なる再生へのステージとなります。
昨今、終活を考えるときに「死とは何かを」テーマに考えてみてもいいのではないでしょうか。
「死」を考えることは「生」を考えること。
「生」を考えて、次なる「生」を考えるために「死」があり、それが新たなスタートとなる。
そう考えると、終活とは今を精一杯生き、「死」までの間「生」を楽しみ、
有意義に生きることを考えること。
“考える時間”と捉えてみるといいのではないでしょうか。
今回は、インドから少し脱線してしまいましたが、
インドには人としての生き方を考えさせてくれる場所であるように思います。
余談ですが、インドに行って「この近くに日本の寺院はありますか」と尋ねると、
タージマハールの宮殿のような白い寺院があるとのこと。
言われた場所に行ってみると、創価学会のお寺がありました。
4大仏跡の目立つところに建っていて、すぐにわかります。
インドの仏跡を訪ねるときは、現地で一度聞いてみるといいですよ。
2003年当時の話です。