- 2020年06月27日
- 第3回【日本の葬儀と感染症対策】
こんにちは。終活博士こと、ドクター終活です。
さて、今回は新型コロナウイルスが世界中で蔓延する中で
「日本人は新型コロナウイルスに感染しにくいのではないか?」と
囁かれている疑問について考えてみたいと思います。
麻生財務大臣は「民度が違う」と表現されましたが、
これは一概に間違いではないと終活を研究する立場から申し上げます。
日本の葬儀の古来の葬儀の方法は、最も古い書物では『魏志倭人伝』に記載されており、
西暦300年頃に書かれたこの書物の一部に、日本の葬儀がこのように記されております。
「初め喪には哭涙し、肉を食わず。巳に葬れば、家を挙げて水に入り、澡浴して自ら潔め、以て不祥を除う」
つまり、日本人は古来より穢れについてよく理解をしており、
①死者が出ると家中の者が体を清め、不祥を除う習慣がありました。
②「喪に服する」という習慣から、葬儀を出したその家の者を隔離する習慣がありました。
これらを古くから行っていたことが分かります。
この①と②を今風に言うと、正に「①除菌」と「②ソーシャルディスタンス」ですね。
すなわち、日本人は太古より感染症対策を行ってきている、ということになります。
つまり、麻生大臣の「民度が違う」との発言は、私個人としては的を得ていると考えております。
上記はあくまでも終活博士個人の見解となりますが、
新型コロナウィルスの感染防止を考え、これまでの日本人の習慣について見直してみる良い機会かもしれません。
もしも興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ご自身でも調べられてみてはいかがでしょうか。
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