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2023年08月15日
盆踊りの記憶

いくつになっても、夏休みはワクワクします。

子どもの頃、夏休み最大の楽しみは、お盆に田舎の祖母の家へ泊りに行くことでした。
いとこや、年に1、2度この時だけ会う近所の子供たちと一緒に、何もない公園や神社、田んぼ道で遊びまわりました。

コンビニも無い、スマホもない、ネットもないあの時代。
退屈で何か面白いことはないか、とあちこち探してまわるのが夏休みでした。

日が暮れると、盆提灯を出した部屋に親戚が集まりはじめ、手作りのご馳走が並んだテーブルを囲んで宴がはじまります。
大人達の会話を側で聞いていると、自分も大人であるかのようでワクワクしたものです。

そして、神社で催される盆踊り大会は何よりも楽しみで、帰省してきた人たちも集い、驚くほどのにぎわいにあふれていました。

祖母が浴衣を着せてくれ、親戚の子供たちと踊りに行くのですが、ここでも、この時とばかりに会う大人たちから「あそこの子やね。」「大きくなったね。」と声がかかります。

やぐらの上で、男衆が太鼓をたたいて民謡を歌い、踊りの円陣には、うちわを片手に小さな子供からご老人までが好きな所に並び、まったりとした踊りが延々と続きます。

神社の境内には、その年に亡くなった方たちの遺影が供花に囲まれ、踊る人たちを眺めています。

愛灯館,盆踊り

その遺影の前で「今年亡くなられた方よ。」と聞かされる時、
そこに故人やご先祖様の存在を、なんとなく、というよりも、”何かたしかな存在”として感じるのでした。

今でもそうですが、お盆には、ご先祖様の声を感じます。

「子ども達、未来のために、平和であれ」と。

 

お盆に、家族・親族が集まり、会食をしたり、お寺さんに読経をしていただいたり、お墓参りをすることは、揃ってご先祖様への感謝と祈りをささげる大切な機会ですね。

 

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