桑名・四日市・いなべ、三重県北勢地域の葬儀
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2020年09月01日
今日は「防災の日」です

本日、9月1日は防災の日です。

防災の日=9月1日」となったのは、1923年9月1日に発生した関東大震災が由来とされており、
その36年後、約5000人の犠牲を生んだ伊勢湾台風が制定の決め手となったとされております。

伊勢湾台風では、このあたり地域でもたくさんの方が犠牲となりました。
特に三重県北部には、いわゆる「輪中」と呼ばれる海抜ゼロメートル地帯があり、
犠牲者の約83%がこのあたりに集中したと言われています。
61年前の出来事ですので、まだまだご記憶にある方もいらっしゃるかと存じます。

また、昨今は台風以外にも大雨や強風で甚大な被害に見舞われるケースも少なくなく
新型コロナウィルスの影響もあり、いつも以上に復興へ時間がかかってしまうため、
出来るだけ被害を抑えるべく、あらかじめの防災の取り組みを強化する動きもみられます。

 

そこで気になってくるのが、ご位牌など災害への備えはどんな風にすればよいか?です。

ご先祖様をはじめ、亡くなられた方への想いがお強い方は、
避難の際、ご位牌を取りに戻られて命を落とされる方もいらっしゃいます。
速やかな避難が求められる状況では、まずはご自身の命を守る行動をとることが大原則です

葬儀社が申し上げる言葉ではないかもしれませんが、ご位牌よりも、とにかくご自身・ご家族の命が最も大切です。
もし万が一のことがあっても、絶対に取りに戻らず、一刻も早く安全な場所へ避難されて下さい。

お付き合いのあるお寺様でしたら、過去帳にお名前が残ります。
ご位牌は戒名・命日が分かれば作り直すことも可能ですので、
メモを取っておかれたり、いつも持ち歩いている携帯電話でそれが分かるよう写真を撮っておかれるのも良いと思います。
お寺様への連絡等も、心身が落ち着かれてからで十分です。

近頃は様々な防災グッズが作られ、ご自身で避難セットをご準備されている方もいらっしゃるかと存じます。
その中に入っているご家族様やご友人様の連絡先・お写真と共に、
ご先祖様のご位牌のお写真や戒名等のメモを忍ばせることで、備えとしては万全です。

その際に、故人様のお写真なども一緒にお持ちになられるのも良いかと思います。

弊社でご葬儀をさせていただき、ご遺影を作成させていただいている場合は
ご遺影と同じお写真をポケットサイズのミニカードをお渡しさせていただいております。
そちらに戒名等のメモを添えてお持ちになるのも良いかもしれません。
(ミニカードのみの作成も承っております ※作成には別途費用が必要となります)

 

お持ちの防災グッズや避難セットなど、いざというときのため、
大切なものの備えを、この機に見直されてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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